logo


柳宗理のある生活。

キッチンやリビング、生活の中で自然に当たり前のようにある 気がつくと、毎日使っている道具たち。 世界的な工業デザイナーの一人、柳宗理。 その手から作り出されたプロダクトは見た目のデザインだけではなく 使い勝手や形、重さなどのすべてのバランスを考えつくされたものばかり。 永く使えば使うほど、その良さを実感できるもの。 まずはこの「手仕事」を自分の手で感じてみて下さい。



新潟県燕市の工場
柳宗理のプロダクトのキッチン用品のほとんどは、佐藤商事さんによって製作されています。

今回は、柳宗理さんの代表的なデザインである『黒柄のカトラリー』や、ボウルなどを実際に製作している燕市にある工場とショールームにお邪魔させて頂きました。



その1 ショールーム
全アイテムを見ることができます
柳宗理の全アイテムを展示している他、カトラリーができるまでの工程や、柳宗理さんとどのようなプロセスで商品が完成したか、貴重な設計図面などが展示されています。


その2 黒柄のカトラリー
ダマ合わせ、ダマ磨き
黒柄の部分とステンレスの頭の部分を接着後、ダマ合わせという作業を行います。ステンレ ス部分に合わせて黒柄部分を削る作業なのですが、非常に細かい作業の為一つ一つ手作業で行う事しかできず大量生産はできません。この作業が行える職人も非常に少なく、今の 職人がいなくなると黒柄のカトラリーは作れ なくなるそうです。


その3 ステンレス・ボール
プレス成型
シンプルで非常に美しい形状をプレス機によ って成形していきます。このステンレスボールは料理研究家の江上トミと共同開発されたもので口径だけでなく膨らみや立ち上がりなど想定された用途に合わせた形状の5点が綺麗に納まるようにできています。